Ⓒ進士遙
Ⓒ冨田了平
区庁舎 × 居間 theater
「アートステーション構想推進課 パフォーマンス窓口」
2015年
8月28日(金)8:30~17:15
8月29日(土)9:00~16:00
<会場>豊島区役所1階としまセンタースクエア ほか庁舎内各所
<料金>参加無料 どなたでもお気軽にどうぞ!
この春オープンした豊島区役所を舞台に、居間 theaterが仮想の
「アートステーション構想推進課 パフォーマンス窓口」を開設し、「アートステーション」をさまざまな形で推進します。
参加アーティスト
居間 theater[いま・しあたー](パフォーマンスプロジェクト)
「居間 theater」は、演劇やダンスを背景にもつメンバー(東彩織、稲継美保、宮武亜季、山崎朋)を中心とするパフォーマンスプロジェクト。2013年から東京谷中にある最小文化複合施設HAGISOを拠点に活動を開始。音楽家や美術家、建築家など多様なジャンルの人々との共同制作や、カフェ、移動図書館、街歩きツアーなどの〝場″と、そこが作り出す状況そのものともコラボレーションをおこない、パフォーマンスのあり方を探っている。人が集まり時間や出来事を共にする「居間」的な、そして「劇場」的でもある場所のことを考えながら活動中。
メッセージ
居間 theaterが活動する上で、いつももやもや考えていたのは、アートと日常生活の関係でした。どうしたらこのふたつが一緒に、同時に存在することができるだろう? そんな中で出会ったのは、結婚式をしたい夫妻や、移動図書館に本を借りにくる親子、カフェにふらっと訪れるお客さんといった人たちと、彼らがつくる、なんてことのない時間と風景でした。
私たちはしだいに、そもそもアートと日常というふたつに区別して考えること自体がもう重要ではないのだと思い始めました。誰かの個人的なできごとに密接に関わることで、「アートと○○」という言い方では説明できない状況や結果が生まれてくる。そんなことを想像しては、わくわくしてしまいます。
今回は、豊島区役所に仮想の課をつくります。そこでとしまアートステーション構想の考え方と、区役所の窓口という形式を借りて、たくさんの人と出会ってみます。「窓口」という対面の出会いから、ともに何かを考えたり感じたりできるやりとりはどうやったら生まれるでしょうか。そんなことを考えながら、おもしろがりながら、実験してみたいとおもいます。
あるけどない、架空の窓口でお会いしましょう。
居間 theater
「アートステーション構想推進課 パフォーマンス窓口」PV