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としまアートステーションY シンポジウムレポート

 

HAGISO、Art Center Ongoing、遊戯室の三者から考える地域のアートステーションのあり方

 

ゲストに、建築家でHAGISO代表の宮崎晃吉さん、Art Center Ongoing代表の小川希さん、今回のとしまアートステーションYの招聘アーティストであり、「遊戯室」を運営している中崎透さん、モデレーターに、としまアートステーション構想事務局長の石幡愛が登壇。

 

 

シンポジウムオープニング

石幡:としまアートステーション構想事務局の石幡ともうします。このパネルディスカッションでは、「都市のすき間−文化芸術が生まれる場所−」と題したテーマで、お三方をパネリストにお迎えしていきたいと思います。

今回お越しいただいているパネリストの皆さんは、それぞれのスペースを運営されています。そうした点でとしまアートステーションY(以下、Y)と似た事例ではありますが、とはいってもそれぞれの場所やスペースの規模、機能、そもそも何のために、どういう文脈でやっているのかなど、三者三様であると思います。その辺りをうかがっていければと思います。

その前に、今日はたくさんの方にいらしていただいているので、みなさんがどんな関心でいらしているのかを伺うと話を進めやすいと思うので、いくつか聞きたいと思います。当てはまるよという方は手を挙げていただけると嬉しいです。何回でも手を挙げていただいても構いません。

空き家の活用など物件のハード面の活用に関心があってきましたという方、挙手いただけますか?

―結構いらっしゃいますね。

では次、空き家活用のソフト面、そこで何をやっていくのか、アートプロジェクトとはどういったものか、ということに興味があるという方はいらっしゃいますか?

―多少いらっしゃいますね。

それから、やはり場所を運営していくということは人の体制やお金などの運営スキームに興味がありますという方?

―それなりにいらっしゃいますね。

では登壇者の方のこの方のお話聞いてみたくて来ましたという方(笑)?

―少しいらっしゃいますね。

では最後に豊島区でやっている活動なので、ちょっと気になって来ましたという方もいますか?

―ちょこちょこいらっしゃるんですね。

わかりました、ではそのあたりも参考にしながらお話をしていけたらと思っております。

それではパネリストの方にマイクをまわしていきたいと思います。それぞれのやっている事例にも言及しながら、前半のプレゼンテーションを聞いてどう思われたかということをお話しいただけるとありがたいです。まずは宮崎さんから、お願いします。

 

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